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ふくおかの現状

飼い主のいない猫が
生まれすぎているという現状

 令和2年度、福岡県で殺処分された猫940匹のうち647匹※は生まれて間もない子猫でした。「知らないうちにたくさん生まれてしまって、これ以上飼えない」「庭先で知らない猫が子猫を生んだ」など、飼育環境に起因する問題で、いまだ数多くの猫が殺処分されています。
 私たち人間が世話できる数以上の子猫が“生まれすぎている”という現状はまだまだ続いているのです。福岡県は気候が温暖であることや、繁華街が多くエサが漁りやすいなどの理由から、公園や町中でのら猫が繁殖しやすい環境にあります。
 また、安易なエサやりや飼育放棄(捨て猫・放し飼い)など、人間の身勝手な行為が、のら猫の過剰な繁殖をさらに促しています。
※北九州市、福岡市及び久留米市を含む
 

福岡市では
年間4,000匹以上の猫の死骸が
路上で回収されています

殺処分のほか、交通事故や、飢え、病気、犬やカラスなど外敵からの攻撃により、年間4,000匹以上ののら猫が野外で命を失っています。
 猫同士のケンカによる傷や、ウイルスなどによる感染症は猫の死因ワースト1。のら猫の暮らしは、常に危険にさらされているのです。
 

福岡は「のら猫」が増えやすい?

福岡県は気候が温暖であることや、繁華街が多くエサが漁りやすいなどの理由から、公園や街中でのら猫が繁殖しやすい環境にあります。
また安易なエサやりや飼育放棄(捨て猫・放し飼い)など、人間の身勝手な行為が、のら猫の過剰な繁殖をさらに促しています。